を張って言っていこう。まぁとにかく戻ってまいりましたよ。また またちゃっかり連載を再開させて頂きますよ。  こんにちは蓬莱竜太改め、浦島鼻血ブー太郎です。 今回はリハビリ、ウォーミングアップのつもりで、ただ徒然なるま まに書いてみたい。 この地獄行脚の何ヶ月の間に僕のまわりに少し変化が。そこんとこ ろを書いてみよう。 僕がソウルフードにしているものがある。「ヤンヤン」という中華 屋さんである。地獄巡りの中でも週二回は通っていた。大きくはな いがとても歴史のある店である。僕もかれこれ10年近く通ってい る。地獄の中のオアシス。僕にとっては地獄の休憩所である。しか しなんということだろう。オーナーであるおばあちゃんが引退、余 生をのんびり過ごしたいという理由でお店は閉店となったのだ。鬼 は僕からささやかな休憩所さえも取り上げたのだ。日課のように食 べているものが突然なくなると本当に困る。僕の一部は確実に「ヤ ンヤン」で出来ていた。「鶏そば」と「上海やきそば」本当に大好 き。「鶏そば」はラーメンなのだが、ラーメンにあらず。その場で 打っている手打ち麺はラーメンというよりは、うどんに近い。スー プは鶏のダシだが、濁りすぎず、透き通っている。味つけは塩。刻 んだ蒸し鶏と刻んだキュウリが具材。それのみ。シンプルでさっぱ りしているのだが奥深い。「鶏だし塩うどん」という感じである。
復活編「どんな顔をして再開すればいいですか」蓬莱竜太